歩くことを移動手段というだけじゃなくヒトが生きることそのものから考える (2)

 話をすすめる前に、もういちど逆立ちしたときをイメージしてみてください。
逆立ちしても、食べものは胃へと運ばれてのぼっていきます。

しかし、長い時間逆立ちをしていると、頭に血がのぼって、クラクラしてくる
のではないでしょうか。。。

日ごろの頭がてっぺんにあるときは、心臓から送られる勢いもよく、直接、
血液が押しあげられてきて、脳に必要な酸素と栄養をもらうと、

今度は下の心臓へむけて血液が降りていきます。

しかし逆立ちのように、反対に頭が下になってしまうと、心臓から送られて
きた血液は、最初こそ、その勢いで頭から心臓へと向かって押しあがろう
としますが、

少しずつその力は失われて、脳の中では、酸素を失った血液が
滞ってしまいます。

その状態のことを、頭に血がのぼるというのです。

 日ごろから下半身や足は、いつもこの、頭に血がのぼった状態にあると
いうことで、心臓から押しだされてきた血液は、カラダの中でもいろいろな
ところを通って、

栄養や酸素をくばりあるきながら、足へとやってきます。

そのままだと心臓が送り出した力だけでは、足まで降りてきた血液を押し
上げられないので、足には汚れた血液だけがたまってしまいます。

そのように下半身や足で血液の流れが留まっては、足がむくみ、
思うように足が動かないばかりか、カラダが病気になります。

 それを防ぐために、下半身のフクラハギにある筋肉と、足裏のアーチの
運動の中で行われるのが、ミルキングアクションと呼ばれる活動です。

伸びたり縮んだりする筋肉の動きによって、血液を下半身から上半身へと
押しもどす、ポンプのような働きと考えると分かりやすいでしょう。

 そして、子どもたちは大人よりも、活発にミルキングアクションを行なって
います。子どもたちは座っていたと思うと、すぐに立ちあがって、歩いたり、
走ったり、長い時間、じっとしていることがありません。

子どもたちは歩いたり走ったりして、下半身にある筋肉を使えば使うほど、
そのポンプの働きが高まって、血液の流れの勢いが増していきます。

 子どもは、もともと血液量が少なく、血管も
細いし、心臓も小さくできています。

そのため放っておくと、カラダや脳が必要とする量の酸素や、栄養を送り
出すことができません。

これでは脳やカラダの成長に問題が出てきてしまうので、ミルキングアク
ションによって、いつもたくさんの酸素と栄養を、

カラダと脳に送ることによって機能を活性化させているのです。

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“歩くことを移動手段というだけじゃなくヒトが生きることそのものから考える (2)” への1件のフィードバック

  1. 遠藤ノボル より:

    ブログ更新しました: 歩くことは移動手段というだけじゃなく生きることそのもの(2) http://bit.ly/amyZde ~ 保育フットケア検定プロジェクト ~ #hoiku #kosodate

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