保育従事者は小児救急法の講習内容を職場内チームで共有することが大切
- 2010年11月18日
- 講習会の受け止め方
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- 事故予防の組織的取り組み, 保育のチーム救急, 保育上のリスク管理
正確な数字があるわけではありませんが、保育従事者の救急法の講習体験というと、幼稚園教諭の場合は、園内で保護者向けに開催された、消防職員が主導する普通救命講習を一緒に体験しただけで終わっているケースは多く、
さらに、保育時間が長く、お預かりする子どもの年齢がゼロ歳から6歳までと幅広い保育士は、それぞれに危機感を感じて、個人有志が救急法講習会に参加するケースが多いようです。

近年、臨時の保育スタッフを各園に派遣する会社が増えたり、株式会社が少しずつ保育園事業に参入していることで、安全面や専門性を危惧する風潮も大きくなったものの、園全体や会社あげて救急法を習得するケースは、まだまだ多いとはいえません。
ここでの問題点は2つあります。
まず消防署が主導する普通救命講習は、一般市民が、主に街中で倒れている人を発見してしまったときの対応方法なので、保育従事者が仕事上の責任を背負って行わなければならない救急場面とは、設定された状況が違って戸惑うことも考えられます。
もうひとつの問題が今回のメインといえますが、
救急活動においては、すべてをひとりで行なうよりも、ほかの人の助けも得て複数人で行なったほうが、迅速に、そしてスムーズに作業を進めることができ、その分、救命率をあげるし、ケガや病気による傷病者のカラダへのダメージも軽く済ますことができます。
せっかく使命感をもって救急法講習会に参加しても、あくまで保育者個人のスキル習得に留まり、「いざとなったら、園内には近くに他のスタッフがいるし、誰かしら助けてくれるだろう」なんて思っていると、
個人の都合が優先されたり、「あの人は受講しているから、指示されるまで手伝わなくても大丈夫」と相手は思っていて、受講したときに考えていたほど、上手く他のスタッフと連携して動くことができなかったということが、必ず起こってきます。
だからこそ保育従事者は、小児救急法の講習会に参加したら、受講した内容をふまえて、すぐにでも職場内チームで役割を共有しておくことが大事になってきます。
危険なことは「やら(せ)ない」・病気の小児は「預からない」が保育園のリスク管理スタンスだが、そこまでしても毎年、小学校同様、体育、食事・睡眠といった日常生活の中で突然、小児が死に至る。それは本当に、数の問題や経営やそこだけの問題なのか考えてほしい #hoikuen
倒れて通報するまでに、どのような報告と指示経路・時間を辿ったか、教師の知識・スキル以上に救命できる権限があったのか素通りせず検証してほしいと思う RT @JUSOMEMT: 小学校//3年生//女子児童//体育の授業中//目撃//VFによるSCAの可能性//CPRとAEDで救命
保育士も教師も一般人だからといって、個人で一般人向け救急法講習を意図せず受けると、いざというとき組織の論理で個人のスキルどころではなくなる。命を救う使命感ではなく、組織でつくること、組織を動かす責任感をもって救急スキルを個人でも身につける必要がある #hoikuen
一般家庭においては大事なことなんですけどねぇ。保育園では、ねらいを達成させる上での危険予測と対策が大切で、一緒にすると活動の幅が大きく変わってきてしまう RT @sanga_kodomo_en: #hoikuen 発育・発達に応じた事故防止策は厚労省押し付け
組織的な取り組みもなく使命感だけを背負いこむと、保育従事者が一般市民の枠を越えた負担を抱え込んで尻込みをしたり、責任逃れの行動をとることにもつながります。保育業務に照らした専門的でシステマチックな救命法を一緒に学びましょう


保育者は救急法を受講したら職場内チームで共有することが大切 http://bit.ly/9lwLTJ 誰かしら助けてくれるだろうと思ったら、受講してるから手伝いはいらないだろうと相手は思っていたりします #hoikuen #kodomo
あらためて保育の「集団性」について RT @npokazenoko: 保育従事者は小児救急法の講習内容を職場内チームで共有することが大切 http://bit.ly/9lwLTJ