一家団らん「生命」についての語らう機会に:親子心肺蘇生講習会のお手伝いから
- 2010年11月26日
- 講習会の受け止め方
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- ボランティア講習会, 事故と心肺蘇生法, 子どものCPR講習会
11月23日(火)は個人的に、神奈川県横浜市内で開催された、「親子で楽しむ心肺蘇生講習会」のお手伝いをしてきました。特に今回は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどの国際的合意に基づいた、
心肺蘇生の手順に関するガイドラインが改訂したこともあって、
その改定されたガイドラインにそった、「人を救えるのか?」という不安の大きい一般市民に、家族や隣人・友人が倒れたとき、『最初の一歩を踏み出す』 強い気持ちをもってもらうため、手順の分りやすさと取り組みやすさを目標とした講習会でした。

参加者は、小学生2年生と3年生のお子さんたちと、そのお母さんたち。大人向けの講習内容を、そのまま子どもの参加者に教え込むような講習会が多い中、子どもたち自身が心で感じ、親子ひと組ひと組がしっかりと頭で考え、最後まで熱心に受講する姿が見られた、子ども目線の講習会であったように思います。
お子さんたちからは、「AEDのパッドは心臓を挟むといって、ふたつを離して貼るけど、心臓の上に直接貼ってはいけないの?」といった質問や、「心臓マッサージをして、心臓を動かしているのに、なんで、わざわざAEDをもってきて、心臓マッサージとAEDのふたつをやるの?」 などといった、実際に体験して、自分で考えてこその、的を得た質問がたくさん出てきました。
親子向けの講習会には、2つの大きな目的があります。ひとつは、当然、お母さんも一般市民のひとりなので、家族や隣人・友人、そして街中で倒れた人を発見したときに、恐れることなく救急活動に参加してもらえるようになること。
ただ、子育て中の方々は、お子さんを放っておいて受講するということができないために、こうして、お子さんと一緒に気軽に参加できる講習会は、とても大切な意味をもってきます。
さらに、「上手に心臓マッサージができるのか?」、「もし死んじゃったら、自分のせいになってしまうかも」といった、誰もがもつ救命行為への恐れを振りほどいて、躊躇することなく『最初の一歩を踏みだす』ためには、
「倒れてから、できる限り短い時間で救命に乗り出すことが大切で、失敗を恐れることなく、まず行動しよう!」という気持ちを、常日ごろから持っていることと、
特別な行為と感じることがないほど、心肺蘇生などの手順がカラダに染み付いていることが望ましいわけですが、残念ながら社会人になってから、1回や2回の講習会を受けただけで、全員がそのようになれるわけでもないのではないでしょうか。
ですから、学校や、親子で受講することをきっかけとして、
子どものころから継続的に受講できる機会をつくってあげることが、社会の大きな責任のように思います。もちろん、両親やお友だちが倒れるようなことがあったときに、子ども自ら行動できたなら、すばらしいことですね。
それが2つ目の目的です。

きっと、今回ご参加くださっていたご家族は、帰宅時に、お子さんとお母さんと二人で講習会の様子をふりかえりながら話をしたり、夕食のときにお父さんに、お子さんが自慢するように報告をしたのではないかと想像しています。
学校や家庭で、お子さんへの情操教育の一環として、「生命を大切にしなさい」、「お友だちにやさしくしなさい」、「いじめはいけません」、「動物はかわいがりなさい」と、口をすっぱくして教えているのではないでしょうか。
それでも、現代では子ども社会でのいじめや、自らの生命をも軽く扱う風潮がなくならないのも事実です。だからといって、「大切にしなきゃダメなの!」と言い聞かせること以外に、子どもと生命について、どのように話しあえばいいのか分からない大人も多いものです。
そんな中、シミュレーションでもいいから、お父さんを救う、お母さんや、お友だちの生命を真剣に扱うために、意志をもって動いた子どもが、
食事どきなどに、「ぼくね、お父さんを、ちゃんと救けてあげることができたんだよ!」なんて、お父さんに勢い勇んで報告する姿などは、家族で、生命について自然な形で語り合う、よい機会が生まれた瞬間になるかもしれませんね。


@blscpr すみません。勝手ながら写真お借りしました。以下、一家団らん「生命」についての語らう機会に:親子心肺蘇生講習会のお手伝いから http://bit.ly/i19uw7
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