AED設置マップのまとめ:AEDの設置場所を知るだけで救命率は上がる
- 2011年02月08日
- 有意義なAED活用
- この記事を印刷する
- 事故と心肺蘇生法, 事故予防の組織的取り組み, 保育のチーム救急
心肺蘇生法やAEDの使用法を体験する講習会などでは、「AED持ってきてください」のひと言で、AEDがすぐ手元に届くと思いますし、反対にお願いされたときでも、探すまでもなく、すぐにAEDが見つかると思います。当たり前ですよね。

では、保育園や幼稚園で、もしAEDが必要になったらどうでしょうか。最近では設置してある園も増えてきてはいますが、まだ設置されてない園だってありますよね。
主任が「AED持ってきてぇ!」と叫びます、さて、どこから持ってきましょうか。(※もちろん、持ってこれない場合に、AEDを使わない選択肢・蘇生法もあります)
非番の日、街中で、「AED持ってきてください」と頼まれました。見渡した限りでは、目に付く場所にAEDは見当たらないようです。どうやって探しますか?
保育園・幼稚園にAEDが設置されてない場合、事前に、周囲のどこにAEDが設置してあるか知っていれば、もしかしたら、救急隊の到着を待つ間に、AEDを使えるかもしれません。そのような救急隊が来るまでの短い時間でも、先にAEDを試みるか、試みないかで、救命率や、のちの回復状態が大きく違ってくることがあります。

http://itunes.apple.com/jp/app/aedmap/id353424217
園外保育に出かけるとき、プライベートで出かける前に、ちょっとだけ行き先周辺の設置事情について調べておくだけで、出会した事態が180度変わってくるかもしれません。
たとえば上記のストアーでは、街中のAED設置事情を通知してくれる、スマートフォンの無料アプリをダウンロードすることができます。本当に、出かける前のちょっとの時間で、気軽に確認することができますね。
時間があれば、ぜひ一度、パソコンの前でお住まいの地域やお勤めの地域について調べてみるのもいいと思います。そういった場合、まずは、救急蘇生の日本版ガイドライン作成にも関わっている日本救急医療財団の、AED設置場所検索から始めてみるのがいいと思います。

http://www.qqzaidan.jp/AED/aed.htm
しかし、日本全国には、今約27万台ものAEDが設置されているそうで、上記の検索情報でも掲載されていない設置ポイントがあるかもしれませんし、もしかしたら、その載っていないポイントを、あなたはご存知かもしれません。そんなときは、以下のサイトで、あなたの持つ情報を社会に対して役立てるのもいいかもしれませんね。
さらに、各自治体もそれぞれの地域に設置されたAEDの情報発信に熱心ながら、都道府県単位で比べたところ、一番、見た目から分かりやすく、使い勝手もよい印象だったのが、ダントツで「大阪府」のAEDマップです。
機能性は、大阪府に負けてないのに、AEDの設置場所を検索するという目的の前では、ちょっと不便さを感じてしまうのが、次の愛知県の「あいちAEDマップ」。

http://aed.maps.pref.aichi.jp/
地理好きの人が、愛知県内の様子を眺めるためであれば、きっと満足いく地図機能だろうと思いますが、いざAEDを探そうと思うと、曖昧に 「あのへん、このへん」ならともかく、手早く、ピンポイントに 「ここ!」と知るためには、使い勝手に慣れないと自慢の機能が役立ちません。
最後に、ちょっと蛇足になりますが、公共交通機関の代表格である電車の駅ででは、かなりの確率でAEDの設置表示を見かけるようになりました。たとえば、JR東日本の設置の様子。

http://www.jreast.co.jp/aed/map.html
そうなると今度は、駅に関わらず、AEDの設置表示は見たことあるけど、実際、その施設の中のどこに置いてあるの?と、施設によっては、ウロウロと捜し回ることになりかねません。
ぜひ、設置表示を見かけたら、どこに置いてあるのかまで、ぜひ興味をもって確認してみてください。あなたが、よく出向く施設のAEDの設置場所の使い勝手はいかがでしょうか?



