お泊り保育を想い出深くするために銭湯に入ろうと思った場合に何が正しい選択でしょう
- 2011年08月14日
- 保育士の専門性と安全管理
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- 保育の専門性, 保育園の事故, 危険の定義
せっかくのお泊り保育なんだから、たくさん思い出深い体験をさせてあげたい。多くのお泊り保育の企画者が考えることだと思います。想い出が残念な事故にならないために考えたいこと。
まず、マンパワーに従って行動するべきポイントを見極めましょう。

宿泊保育で男児重体 入浴中に意識不明
西予市宇和町明間の明間保育園(西谷邦子園長)が7月中旬に行った宿泊保育で、近くの市営温浴施設に入浴していた男児(6)が湯船で意識不明の重体となっていたことが11日分かった。男児は意識が戻っていない。(愛媛新聞社ONLINE)
とても悲しい事故が起きてしまいました。
同福祉会の清家浩之常務理事は「管理に問題があった。申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と話している。(産経ニュース)
はたして、どういった管理に問題があったのでしょうか?
非常に限られた情報で第三者が憶測で話をするのは危険も
ありますが、なるべく事実だけを見つめながら、
繰り返されやすいポイントを見つめてみたいと思います。
宿泊保育は7月15日から1泊2日の予定で、年長児5人が参加。15日午後8時45分ごろ、「游の里温泉ユートピア宇和」の男風呂に20代男性保育士と一緒に入った男児4人のうち、1人が湯船に浮いているのを保育士と園児が発見した。男児が意識不明になった原因は分かっていない。
当時、湯船には重体となった男児を含む子ども2人、流し場には残る2人と保育士がおり、ほかに入浴客はいなかった。
子どもを分けていたのは洗いやすさや、冷えてはいけないと
いう保育的な配慮があってのことと思います。
やり方に問題があったようですが、お子さんのことを考えた
必要な配慮ではあったと思います。
男風呂にはほかに子ども3人がいただけで、保育士は洗い場で洗髪中だった。湯船で溺れているのが仕切りで見えなかったとみられる。
(産経ニュース)
「洗い場で洗髪中だった」とのことですが、これはさすがに
保育士自身ではないと思いますが、
お子さんたちの洗髪を手伝っていたとしても、仕切りで
見えなかったというのが非常に残念に感じます。
游の里温泉ユートピア宇和は観光用施設の模様ですから、
さすがに、ひとつの保育園が貸切というわけにはいかなかった
ものと予想されます。 参考:http://ehime-ekibun.com/
いろいろと公共マナーというのもありますが、
保育士ひとりで連れていった以上、洗い場でなくとも湯船の
近くで、子どもたちの洗髪を手伝うという選択肢が間違って
いるとは、個人的には思えません。
また、事前にそれぐらいの確認をとっておくこともできたはず
でしょうし、
他のお客のことも考えて、施設側が洗い場でなければダメだ
という可能性も十分に考えられますが、そのときこそ、
当然、他の選択肢を考えるべき責任があったはずですね。
このような手間を惜しんでしまったかもしれません。
保育士らが心臓マッサージをする一方、救急車で西予市内の病院に運んだ。男児は意識不明の重体で、その後宇和島市内の病院に運ばれて手当てを受けているが、意識は戻っていない。(朝日新聞)
このとき、「保育士が心臓マッサージを」し、救急車で運ぶ
までの間、他の3人の子どもたちのケアは、
誰が行なっていたのでしょうか。。。
まだまだ、このような事故が起きた場合、園内、園外を問わず
救急車がくるまでの間、
残念ながら立ち尽くすだけの保育園職員が多いと言われている
中、心臓マッサージができていたというのは、
一見、称賛に値するように思いますが、さらに厳しいことを
言うならば、職員ひとりが、
傷病者である子どもひとりに対して、対応できていたというだけ
では、集団を引率する専門家としての意識が足りません。
記者会見した同福祉会の管家一夫理事長(56)は「原因はわからないが保育士1人に任せたのがいけなかった。ご家族に心からおわび申し上げたい」と話した。
しかし一般に、保育の中の複数の見守りについて話し合うには、
まず独りで何ができるかより、何をするべきかを考えた上で、
複数必要な理由を議論しなければいけません。
単に、『男性保育士ひとりでできること』を起点に考えたから、
6歳児だから、たった4人だから、子どもを湯船に残して少しぐらい
目を離しても大丈夫だろうという
心理が、園長を含め、みんなに働いたことが想像できます。
さらに、単に二人だったらよかっただとか、一人に任せてしまったこと
だけが、管理上の問題点だと思っているのだとしたら、
教訓として、この事故が生かされることはないでしょう。
男児の母親(29)は「泳げるし潜りもできた子だった。なぜおぼれたかわからない。早く元の元気な姿に戻ってほしい」と話している。
泳げるし、潜ることもできた。
何が原因だったにしても、それだけの能力がある6歳児であっても
「溺れる」ということを忘れてはいけません。
最後になりますが、意識不明のお子さんの回復を心より願ってます。
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お泊り保育を想い出深くするために銭湯に入ろうと思った場合に何が正しい選択でしょう http://t.co/CGqF7Qh 単に二人だったらよかった、一人に任せてしまったことだけが管理上の問題点だと思っているなら、教訓として、この事故が生かされることはない #保育
お泊り保育を想い出深くするために銭湯に入ろうと思った場合に何が正しい選択でしょう http://t.co/CGqF7Qh 単に二人だったらよかった、一人に任せてしまったことだけが管理上の問題点だと思っているなら、教訓として、この事故が生かされることはない #保育