遠藤 登(保育士 / 防災士)

代表:遠藤/専門:保育の安全管理・衛生管理/保育事故の対策、感染拡大の予防、医療的ケア児ほか障害児の増加など医療との関わりが深まる一方の保育の社会課題の解決にむけて、保育園看護師の業務改革ほかリスク管理が巧みな保育運営をサポート

保育指針の健康及び安全につながる保育の事故防止ガイドラインと省令の枠組み

 平成30年改定の新保育所保育指針では、保育の安全にまつわる「健康及び安全」が第5章(全7章)から第3章(全5章)へ移動するとともに、具体的な備えとして「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時 ...

さいたま市保育園のプール死亡事故の報道から見えた危機管理の問題点

 2,016年7月に発生した認定こども園のプール事故につづいて、2,017年8月にさいたま市にある保育所プールで重大事故が発生しました。前者の事故が、33人の園児が50センチ以上の水かさのプールに入水 ...

保育中のプールあそびでうつ伏せに溺れた子どもを救助する場合の心肺蘇生

 本格的なプール開きにあたって、プールで溺水事故が発生したときの救命処置についてお届けします。保育施設のプールあそびについては、まず溺水事故の発生そのものを予防するべく回避策を盛り込んだ計画と実施が望 ...

避難所運営を疑似体験したい参加者募集【6月13日夕方6時~横浜市桜木町駅】終了

 保育施設に勤める者同士、同じように子どもの最善の利益を求めて保育をしているはずなのに、どうにもギクシャクしてしまう。新規に設立された保育園や職員の入れ替わりの激しい施設では、そんな悩みが聴こえてきま ...

保育のリスクマネジメントの理解(事故防止におけるリスクとハザードの基礎知識)

 平成27年度の「子ども・子育て支援新制度」のスタートに伴って、保育施設が遵守すべき園活動における安全についての規定(平成26年内閣府令第39号)が定められました。これまで保育の安全性といえば、事故が ...

ノロウイルスの大流行と保育施設に大切な潜伏期対策の考え方

 熊本県南小国町の保育園でもちつき行事を通じて集団食中毒が発生したように、全国でノロウイルスの大流行が危ぶまれています。国立感染症研究所によると、過去10シーズンで最も流行した2012年のピーク時に迫 ...

保育事故の裁判事例 20選からゆたかな保育につながるヒントを探すセミナー 終了

 子どもたちを保育して、子どもの命にかかわる仕事である以上、保育者は常に過去の重大事故に学び、「うちの園でも起こるかもしれない」「うちの園ではどのような対策が取れるだろうか」と、自分たちの保育に当ては ...

集団保育の応急手当 「万が一のとき」の初期対応の手順

 応急手当の基本はケガや病気が悪化することを遅らせたり、手当て開始当初の状態を留めることです。それに加えて、保育者には「保護者の不安を解消すること」が応急手当のゴール到達に求められます。子どものケガを ...

プールあそびに”安全な水深”がないわけ。保育のリスクとハザードの考え方

 「子どもの命を守らないといけない」、保育現場からはそんなメッセージが聴こえる反面、「安全管理は保育を乏しいものにする」とのマイナスイメージも。そこには、子どもの命を守ることも、ゆたかな保育をすること ...

保育のヒヤリハットの集め方とヒヤリハットを生かした保育の事故防止の方法

 保育で、いつからか「ヒヤリハット運動」と呼ばれるものが広がり、ヒヤリハットを集めて事故防止に役立てようという盛り上がりを見せたものの、保育現場からは「ヒヤリハットが集まりません」、「集めたヒヤリハッ ...

「スゴいい保育」に掲載された豊かな保育を実現するリスクコントロールについて

 保育のいまの声と必要な未来を伝えるサイト「スゴいい保育」の中の、「シンカする保育(「深化」と「進化」を続ける保育の今をさぐる)」の一番最初の記事として、安全と豊かな保育についてまとめた、『保育士は言 ...