保育現場の重大事故を防ぐ研修

法人向け保育事故の危機管理コンサルティングほか園内研修について

 保育者の皆さんは、子どものこころとカラダの健全な成長を願いながら、日々の保育を担っていることでしょう。子どもが輝かしい未来に向かって、元気に生活するためにも、専門的な裏づけとともに、客観性に優れた安全な保育運営が求められています。

『保育の危機管理』というと、事故をなくすために活動の規制ばかりして、子どもの自由と発想をうばい、「こころとカラダの健全な成長」どころか、チャレンジングな環境構成が失われるとお思いかもしれませんが、実際は、命にかかわる重大な事故は減らして、子どもが安心して、のびやかに過ごす、安全な保育環境につながる仕組みづくりをいいます。

お迎えにきたら笑顔の子どもたちを引きわたす、保育の当たり前とも思える日常を繰り返せることが、どれだけ大きな保育の喜びなのか、保育を担う皆さんと一緒に振り返りながら、安全で、子どもたちにとって望ましい保育環境づくりをお手伝いいたします。

保育のヒヤリハット分析と問題解決案の策定

 保育の場で事故が起きた際、再発防止の仕組み化として、一部で「SHELモデル」分析による事故原因の究明、対策の立案が推奨されています。しかし管理者サイドから分析方法を示しても、現場で具体的な分析が進まない、立案した対策が生かされないという声が、保育現場のリスクマネジメント・コンサルティングの中で聞かれるようになりました。

SHELモデル分析は医療や介護の世界で主に使われてきた危機管理手法です。優れた手法なのですが、不確定要素の多い子どもの活動を主とした保育現場の実態を踏まえていない点もあり、そのまま使うことには難点があって、実際に使えていないのが現状です。

保育の事故「対策」ほか安全管理担当者の育成支援

このまま現場サイドでの理解が浅いまま導入すると、事故原因が人的な資質や偶然の結果というものばかりとなって、手段と目的を取り違えた結論を導き出してしまいかねないことになります。そこで保育現場に最適化した分析手法をお伝えし、事故から学び、重大な事故を再発させない仕組みとして定着させるお手伝いをします。

ヒヤリハットを集めるところまではやってみたけれど、生かし方が判らないという場合。コーディネーターやリスクマネジャーを置いてみたが、役割を見直して体制づくりを行ないたい、組織内で安全管理の研修ができるようになりたいなど、人材育成・教育に新たな希望がありましたら、まずはお気軽に相談してください。ご連絡をお待ちしております。

保育の事故「予防」ほかリスクマネジメント研修

 保育している乳幼児に対して、重大な事故が起こった時点で保育者は社会的責任を問われます。毎年、事故が起きていることは、とても残念なことですが、判例がつみ重ねられたことで、保育の「注意義務とは何か」が、明確に示されるようになりました。

注意義務についての理解を曖昧にしたまま、組織的な取り組みもなく、保育者が漠然とした使命感を背負いこんだのでは、ただ大きな負担を抱え込むだけで、実際には尻込みをしたり、事後の心理的負担を恐れて責任逃れの行動をとることにもつながりかねません。

保育者個人の資質や意欲に加えての組織リスクマネジメント

保育現場の今といえば、定員の弾力化に反して、働き手不足で保育スタッフの負担が増しています。それは保育園だけの問題ではなく、幼稚園も延長保育などの長時間化によって、保育者が置かれた環境は、10年前よりもストレスフルなものになっています。

そんな今だからこそ、個人の使命感や能力・資質等だけに依存することなく、科学的な分析や、専門的な知識とスキルの習得によって、組織全体で保育現場の重大な事故を防ぐ、システマチックな仕組みをつくるためのリスクマネジメントを提唱していきます。

保育の事故予防ほかリスクマネジメント研修の登壇実績

参考:http://www.nippo.or.jp/guide/
保育所事故予防研修会
乳児保育担当者研修会
第2回乳児保育担当者研修会

主催:社会福祉法人 日本保育協会(後援:厚生労働省)

参考:http://www.meito.jp/summer/

主催:日本幼年教育研究会(運営:株式会社メイト・全国日研会連合会)

参考:http://sickchild-care.jp/about/#sec04
日本病児保育協会オープンセミナー

主催:一般財団法人 日本病児保育協会

自治体研修ほか法人・施設内研修実績

  • 東京都内、神奈川県内、千葉県内、京都府内、大阪府内、兵庫県内、福岡県内等
    家庭保育従事者 / 認可外保育施設従事者 / 家庭的保育事業施設従事者及び小規模保育モデル事業施設従事者向けの自治体主催による研修会ほか
  • 保育事業者(法人)の企業内研修「リスクマネジメント研修」/「園内救命処置講習」
  • 東京都内の看護師部会研修ほか

保育業態別の緊急時スキル(子どもの心肺蘇生法)講習

 2010年に児童が小学校内で倒れて死亡した事故において、教職員の呼吸や脈拍の確認を不十分とし、児童に対する職務上の注意義務について過失を問い、迅速かつ適切な救命行為ができていないことを不適格としたことは記憶に新しいのではないでしょうか。

たとえば保安員といった不特定の人に対して安全管理が義務付けられた職業だったり、保育士や幼稚園教諭、ベビーシッターや保育ママといった、契約上の特定の人への注意義務が課せられている職業には、自然と高度な救命スキルとそれに伴う結果が期待されています。

保育事故と応急手当 LSFA-Children's 認定講習:子どもは小さな大人じゃない
 小さな子どもの死亡原因は、病死といったものよりは、『不慮の事故』が多く、その中でも交通事故を除けば、溺水をふくむ窒息や転落事故の割合が何十年と変わらず高い状況です。普段の何気ない

保育業務の注意義務に適応した高度な技能の習得ができる

応急処置とは、100%善意のもとで行なわれる一般的な応急処置と、「法的な義務によって、状況次第でありながらも専門性と結果を期待された状況で行なわれる応急処置」の2つに分けられます。保育業務を担うみなさんには、後者の応急処置の習得が望まれます。

子どもの集団に対して、複数の保育者で保育にあたる集団保育では、組織の責任者が担う役割と別に、事故が、どこでどのように起きても、すべての職員が臨機応変に対応できることが望まれます。またベビーシッターは訪問する居宅構造に合わせた対応が必要です。

保育業態別に季節や保育内容に合わせた研修を実施

保育園や幼稚園では、保育園児たちが集団化した中で事故が起こり、保育者がその集団を統率しつづけながら、事故後の対処を同時に行わなければ、二次災害・三次災害を引き起こしかねない状況にあります。ベビーシッターであれば事態の悪化をふせぎながら、事故の終息までを、たったひとりで担う高度な判断とスキルが必要とされます。

基礎講義とともに、乳幼児から児童までの発達段階で起きる事故や、保育現場ならではの問題点を想定しながら、心肺蘇生法、止血法、誤飲、溺水の対処法、AED等の具体的な処置を組み込んだ、シミュレーションも豊富なオリジナル講習をお届けしています。

危機管理コンサルティングほか園内研修のお問合せ先

メディア 保育安全のかたち
https://child-care.ne.jp/
運営 保育応急救護協会
所在地 〒156-0043
東京都世田谷区松原3丁目30−10
株式会社産業保育エデュケーショナル 内

保育応急救護協会事務局

責任者 株式会社産業保育エデュケーショナル
代表取締役 遠藤 登(個人ツイッター)/ 保育士(詳細および経歴はこちら
連絡先 TEL: 050-3700-6638
FAX専用: 03-6379-3039
メールによるお問合せはこちらプライバシーポリシー

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