保育の危機管理向上・組織マネジメント支援・医療的ケア児対応・IcT導入対策

 平成27年 4月にスタートした子ども・子育て支援新制度において、保育施設は事故発生時の対応等が記載された事故防止のための指針の整備が定められました(参考:平成26年内閣府令第39号「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準」)。その事故防止の指針を軸に子どもの最善の利益を考慮した保育の実践にむけて、保育の質向上のための研修ほか、自然災害の危機管理の備えや、保育施設における保健衛生の技術的な助言を行なっています。

利用者のお迎えの際に笑顔あふれる子どもたちを引きわたす、保育の当たり前とも思える日常を繰り返せることが、どれだけ大きな保育の喜びなのか、保育を担う皆さんと一緒に振り返りながら、安全で、子どもたちにとって望ましい保育環境づくりをお手伝いいたします。

運営 株式会社保育安全のかたち
(旧商号: 株式会社産業保育エデュケーショナル)
所在地 〒156-0043
東京都世田谷区松原3丁目30−10
責任者 代表取締役 遠藤 登(個人ツイッター
危機管理アドバイザー / 保育士(詳細および経歴はこちら
事業目的
  1. 研修、セミナー及び講演の企画、斡旋並びに実施
  2. 品質、環境、労働安全衛生等の調査、研究、執筆
  3. 執筆、教材開発及びコンサルティング
  4. 福祉、健康、医療及び保育に関する事業の請負
  5. 並びにこれらの事業の開業支援ほか

保育の危機管理向上・事故防止をテーマとした集合研修

 保育現場の今といえば長時間化や働き手不足で保育スタッフの負担が増していて、保育者が置かれた環境は、10年前よりもストレスフルなものになっています。保育者が漠然と「子どもの命を守ろう」といった使命感を背負いこんでも、実際には抱えきれない大きな負担に尻込みをしたり、事後の心理的負担を恐れて責任逃れの行動をとることにもつながりかねません。

毎年のように保育施設で死亡事故が発生しており、今や保育の事故は子どもの命の喪失だけに留まらない社会的損失につながるほどの深刻な問題です。事故の発生は、とても残念なことですが、判例がつみ重ねられたことで保育における「安全配慮とは何か」が明確に示されるようにもなり、保育者が職務上の危機管理についての理解を深めることが求められます。

安全性を根拠づける省令や指針解説等の講義+実技ワーク構成

『保育の危機管理』というと、事故をなくすために活動の規制ばかりして、子どもの自由と発想をうばい、「こころとカラダの健全な成長」どころか、チャレンジングな環境構成が失われるとお思いかもしれませんが、実際は、命にかかわる重大な事故は減らして、子どもが安心して、のびやかに過ごす、安全な保育環境につながる仕組みを管理することをいいます。

保育の危機管理向上・事故防止をテーマとした、主催ほかご依頼いただく集合研修では、安全性を義務づける省令や指針解説等の講義にはじまり、ご要望に応じて事故防止のために必要とされる保育現場でのヒヤリハットの取り扱い方や、危険予測にもとづいた保育計画の立て方に関するグループワークで構成します。後半は「事故防止および事故発生のためのガイドライン」に準じた実技ワークの実施など子どもが安心して失敗できる保育環境づくりをお手伝いします。

保育の危機管理等をテーマとした集合研修(講義+演習ワーク)ほか講演会のお問合わせ
保育の事故予防ほかリスクマネジメント研修の登壇実績 東京都保育士等キャリアアップ研修「保健衛生・安全対策」担当(3~12時間等) 東京都保育士

危機管理マニュアルの監修ほか保育防災指導、事故防止の現場支援


・園長職・主任コーチング
・保育補助と安全点検
・ヒヤリングと解決案の提示

事故防止、組織マネジメントの現場支援サービス
保育施設における事故防止はチェックリストによる安全点検だけでは決して十分とはいえません。子どもを中心として多種な専門職が交わり、何より多様な働き方を求める人と人とが協働し合う場として安全対策は各保育施設の組織マネジメントと合わせて築き上げることが大切です。
当該サービスは、客観的視点から保育の安全検証をすることはもちろん、危機管理アドバイザーがひとりの保育者として時に保育に入りながらヒヤリングを丁寧に行なうことで事故防止に向けた保育の環境づくりを支援します。


・危機管理の会合の参加と助言
・マニュアル監修と情報提供
・安全管理研修

危機管理業務マニュアルの監修・研修サービス
「監査に向けた書類のひとつ」としてのマニュアルではなく、事故防止のガイドラインにのっとったマニュアルづくりが必要です。午睡時間の死亡事故がつづき、食物アレルギー児の誤食事故が増加し、障害児対応や医療行為の実施といった今まで以上に高度な保育の実践が求められています。
当該サービスは、全体の監修・制作をはじめ、各事業者の危機管理委員会の会議に参加して助言したり、社会情勢に照らした情報をご提供することで事業者自らマニュアルの問題点を見直しつくりかえるお手伝いをいたします。


・事業継続計画の監修
・避難訓練の監修と安全点検
・保育防災のワークショップ

保育防災・地域安全点検、BCP作成指導サービス
全国の保育施設が自然災害の備えについてまったなしの状況におかれています。最近の想定を超えた災害内容にも注目ですが、保育施設では時間帯やその活動内容、利用者の仕事先の事情によっても災害発生時の状況が変わるため備蓄品の管理から避難方法まで幾通りもの準備が必要です。
各都市計画に合わせた避難以外にも、保育行政の要望に応えなければならない部分もふくめてBCP(事業継続計画)は重要です。当該サービスはBCP作成の支援ほか、避難所保育の想定ふくめた避難訓練内容の監修を行ないます。

季節や保育業務課題に合わせた保育安全のかたち主催セミナー

 乳幼児から児童までの発達段階で起きる事故の問題点を想定しながら、保育者の悩みがつきない子どもの噛み傷・引っかき傷やアレルギー対応といった保育現場ならではのファーストエイド(ケガの応急手当)等の専門技能についてお届けするほか、事故の検証方法を学ぶプログラム、保育園の危機管理マニュアルや避難訓練の実施方法を見直すプログラムほか、保育に従事する看護師業務を深めることを目的としたプログラムなども毎月、都内各所で開催しています。

たとえば保育現場では事故防止のためヒヤリハットを集めて検証することが推奨されます。しかし多くの保育施設で未だに「ヒヤリハットが集まらない」・「集まったても検証方法が分らない」という声が聞こえます。事故防止が喫緊の課題である保育現場で保育者が保育に集中するためにも、子どものケガに至った事故の検証ふくめて専門的な「検証方法」を学ぶことが安心・安全な保育環境づくりの近道といえます。みなさんの課題に応えられるセミナーがあります。

保育安全のかたち主催セミナーの一部ご紹介

  • 保育の事故検証方法を学ぶ3回講座
    1. 事故防止のためのヒヤリハットと保育のPDCA(2時間)
    2. 安心安全な保育環境のつくりかたと重大事故検証の基礎(2時間)
    3. 事故検証の実践と事故報告書のポイント(2時間)
  • 子どものケガと保育のファーストエイド講座(2時間)
  • 保育園の安全管理マニュアル見直し講座(2時間)
  • 避難訓練と保育防災マニュアル見直し講座(3時間)
  • 医療的ケア児のための保育と衛生管理基礎講座(2時間)
  • 保育に従事する看護師のための業務管理基礎講座(3時間)
  • お昼寝時間と園外保育の重大事故防止講座(2時間)

教職員・保育所職員向け喀痰吸引等研修(2日間)

 2019年実施に向けて準備中。

保育業態別の緊急時スキル(子どもの心肺蘇生法)講習

 2010年の小学校での死亡事故では、教職員の呼吸や脈拍の確認を不十分として児童に対する職務上の注意義務についての過失性が問われ、迅速かつ適当な救命処置ができていなかったことが不適格と認定されました。同じく契約上の特定の人への注意義務(安全配慮)が課せられた保育所職員や幼稚園教諭、ベビーシッターや保育ママは、子どもの緊急事態に出くわす可能性が最も高い職業として、「専門性と結果を期待された状況で行なわれる救命処置」が望まれます。

特に保育施設では、自ら事故を回避する力が未成熟な乳幼児が集団化した状態であり、事故発生時には保育者が集団を統率しつづけながら、傷病児の処置を同時に行わなければ二次災害・三次災害を引き起こしかねない状況にあります。またベビーシッターであれば事態の悪化を防ぎながら、事故の終息までを、たったひとりで担う高度な判断とスキルが必要とされます。

保育所保育指針にのっとった保育所職員向け認定講習の開催

教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン【事故防止のための取組み】ほか、保育所保育指針の第3章「健康及び安全」は、保育施設で特に重大事故が発生しやすい「睡眠中、プール活動・水遊び中、食事中等の場面」の安全対策(事故防止)を求めています。これら三場面に共通する重大事故とは窒息事故です。保育所保育指針にならった窒息事故の発生時対応を軸とした保育所職員向け専門の認定講習を開催いたしまします。

保育事故と応急手当 LSFA-Children's 認定講習:子どもは小さな大人じゃない
 小さな子どもの死亡原因は、病死といったものよりは、『不慮の事故』が多く、その中でも交通事故を除けば、溺水をふくむ窒息や転落事故の割合が何十年と変わらず高い状況です。普段の何気ない

書籍【保育救命】~保育者のための安心安全ガイド~

【読者の声】園で子どもたちをのびのびと遊ばせてあげたいけれど、安全面が気になってしまって、禁止ばっかりを作りがちでした。でも、ここにのっている、ハザードマップを作れば、事前に予防ができそうだし、とっても簡単なので、忙しい私たちでもできそうなので、早速やってみたいと思っています。 怪我の対処法も、チャート式で簡潔になっているのでわかりやすいです。かなりオススメですよ。【評価:★★★★★】

【読者の声】保育現場のケガの手当て、事故対応の決定版といえる1冊。チャート式で、緊急時に何をしたらいいかの判断がわかりやすいと大好評。ハザードマップをつかったヒヤリハットの対応から、不安の大きな保護者対応まで、これ1冊で準備できます。【評価:★★★★★】

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