心肺蘇生のやり方が、日本版蘇生ガイドライン2010を土台とした普及プログラムへと更新されました。これまでは開始当初に「人工呼吸(補助呼吸)を2回」行なったあとに胸を30回押す手順でしたが、その人工呼吸より前に、胸を押しはじめるように改訂されました。 発見して、少しでも早く蘇生術が行われれば、命は救われる可能性が高まり、さらに元々の元気な姿で日常生活に戻れる可能性も高まります。発見者や周りの人間が、できる限り遠慮や気後れすることなく、心肺蘇生を始めてもらえるようにすること、それが呼吸より先に、胸を押すことが ...