保育園看護師限定の、LINE のオープンチャット「保育園看護師のかたち」の参加者を募集します。保育園にお勤めの看護師さんで、ひとりきりの医療職として奮闘している、保健業務について、ほかの保育園がどのような工夫をしているか知りたい、看護師として一緒に高めあえる、気軽に話し合うことのできる同業の仲間がほしいとお考えの方向けのコミュニティです。

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このような方は、お気軽にご参加ください。

・入職の頃に感染症対策に困った
・一人職種なので保育所に感染症対策を相談できる仲間がいない
・感染源・感染経路の遮断が難しい
・感染症対策に対する保育士等と看護師の意識の違いに困る
・感染症対策実施にあたり保育士等の理解が得られない
・保育士等への感染症対策の指導が十分できないでいる

出典「保育所に勤務する看護師の 感染症対策における困難感」
須藤佐知子,糸井志津乃,吉田 由美(小児保健研究)

参加対象者「保育園看護師」とは

 保育園看護師とは、児童福祉法に定められた児童福祉施設の中の「保育所」※に勤務する看護師(准看護師)免許を有する職員をいいます。(※児童福祉施設によって看護師の扱いが異なるため、一般に『保育所』就業者に限定されます)

求人サイトなどの「保育園看護師ってこんなお仕事」みたいな説明に、
”子どもの健康状態を観察して、傷病等の発生時には救急的な処置等を行なうとともに、保護者への連絡や助言を行なうなど、子どもや保護者、施設職員への健康教育や保健指導を積極的に行なうこと”が求められるとあるため、

一般には、学校の保健室の先生のように医務室で保健業務に専念するかのようなイメージ※をもたれていますが、あくまでも保育施設における一職員として、保育職とともに子どもの生活介助をするなどクラス担任の(補助)業務を担うことが多くなります。(※施設により保健業務に専任するケースもあります)

児童福祉法に配置の定めのない保育園看護師の法的な位置づけ

児童福祉法の「保育所」の定義
  1. 保育所には、保育士、嘱託医及び調理員を置くこと。
  2. 乳児又は満二歳に満たない幼児を入所させる保育所には、乳児室又はほふく室、医務室、調理室及び便所を設けること。

児童福祉法に定められた児童福祉施設の中でも、上記の定義にあるように保育所は看護師配置が課せられていません※。では、どのようにして保育所に保育園看護師が雇用されるかというと、主に以下の3つの形式が挙げられます。(※看護師配置の努力義務は2010年に廃止)

  1. 児童福祉法にもとづく配置基準に対する「みなし保育士」として
  2. 子ども・子育て支援法が定めた保育事業における看護師配置
  3. 各地方自治体ごとの独自加算にもとづく配置

保育園看護師を位置づける「みなし保育士」とは

 保育所の子どもの定員数に対する配置基準が、児童福祉法にもとづいて定められています。全体で4名以上の乳児を保育する保育所は、保育士有資格者の必要数の中の一名分のみについて、「みなし保育士」※と呼ぶ形で看護師免許保持者を宛てることができます。

(※児童福祉施設の中でも保育所は、看護職の配置に対する明確な定めがないため、看護師を配置するにあたって、保育士の配置基準上においての保育士とみなすことで配置が認められるという意味)

「みなし保育士」という言葉から、医療職ながら安易な保育士の代役として保育補助の仕事が充てられるイメージがありますが、

子どもの生活支援・健康支援を行なう保育施設に従事する職員として、看護師免許を保持していること(目的が叶う知識を有すること)が条件になっていると考えられます。

各施設ごとの看護師の配置人数は、公定価格+α以内で、「みなし保育士」以外の補助職員の枠もふまえて、看護師免許をもつものを入れるか、入れないかを各施設が採用枠内で判断するため、実際には保育園看護師がひとりだけだったり、複数、雇用されている場合があります。

看護師がクラス担任をさせられる?保育園看護師のお仕事の範囲

保育現場では、”労働者と雇用主との間の労働契約の内容を明らかにするための契約書”に書かれている内容で、お仕事内容は決定します。クリニック勤務ぐらいの感覚で体調不良の子どもの処置をしたり、健康教育や保健指導を行なっていくものと期待していたら、保育の補助者としての仕事ばかりで、悩む保育園看護師が数多く出てきています。

乳児保育が、まだ”特別”なものであったときに、未熟な存在である乳児を保育できるのは、保育士(当時は「保母資格」)ではなく看護師(当時は「看護婦」)でなければならないという考えから、看護師の保育現場への入職がはじまった経緯があります。

看護職がクラス担任をするのは、あながち無茶な話ではないものの、雇用契約の段階で、求職者が期待するイメージとのギャップについて保育所側が丁寧に説明して、保育園看護師が、すべて納得して保育所に入職できているケースが少ないことや、入職してからのOJT(職場での実践を通じて業務知識を身につける職員教育)手法がお座なりなのが悲しい実情です。

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保育園看護師ふくむ、600名を超える参加者の知見が集約

 まだまだ保育園看護師の専門性や、その業務範囲が定まらないながらも、近年において、保育士の代役と呼ばせない、保育園看護師自体の存在価値が高まってきており、国、自治体、労働関係の基準をもとに、自ら計画的に取り組むことで高い専門性を築くことができます。

オープンチャット「保育園看護師のかたち」は、保育施設に従事する看護職の方を中心に(目指す方や、施設長はじめ他職種の方もご参加いただいています)、保育業務の知識・技能向上、働きやすさ向上を目標に、600名以上が参加してやりとりが進んでいます。

管理者や参加者のみなさんから目的に合致した情報提供があったり、参加者からご質問があれば、参加者のみなさんのご経験をふまえて、それぞれが答えを返しくださったりしています。

保育園看護師同士のコミュニティとしての参加者心得

オープンチャット「保育園看護師のかたち」がチャットのやりとりに留まらずコミュニティであろうとするのは、ただの愚痴聞きや、質問掲示板と異なる存在として、参加者同士がやりとりする中で、互いに向上を目指せる場であることを願ってのことです。

保育施設における子どもの健康と安全と守ることにつながる事柄ほか、主に看護職の業務・キャリア向上に関連する事柄であれば、どなたからの発言も歓迎しますが、

『自分の希望に応えてくれる場』というだけでなく、発言や質問した人、それに受け答えした人だけではなく、チャットに参加していることで、メッセージを受け取って読むことになる人もふくめて、同職種同士のコミュニティであることを念頭においてご参加をお願いいたします。

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