
保育のリスクマネジメントとは児童福祉法や、子ども・子育て支援法ほか保健衛生・安全対策関連のガイドラインによって、法的に義務づけられた(※)衛生管理、安全管理業務の質の確保と、
社会的信用を損ねることなく保育事業を円滑に運営するためのリスク管理のこと。
保育現場の今といえば長時間化や働き手不足で保育スタッフの負担が増していて、保育者が置かれた環境は、10年前よりもストレスフルなものになっています。保育者が漠然と「子どもの命を守ろう」といった使命感を背負いこんでも、実際には抱えきれない大きな負担に尻込みをしたり、事後の心理的負担を恐れて責任逃れの行動をとることにもつながりかねません。
毎年のように保育施設で死亡事故が発生しており、今や保育の事故は子どもの命の喪失だけに留まらない社会的損失につながるほどの深刻な問題です。事故の発生は、とても残念なことですが、判例がつみ重ねられたことで保育における「安全配慮とは何か」が明確に示されるようにもなり、保育者が職務上の危機管理についての理解を深めることが求められます。
子どもへの施設職員の手による虐待ほか、業務過失による死亡事故が刑事事件化する中、保育の利用者や子どもが抱えた大きな不安を解消する施策が必要なことはもちろん、真摯に保育に向き合う職員が安心して働くことのできる職場づくりや専門性の向上が望まれます。
保育の安全管理について解決できること
利用者のお迎えの際に笑顔あふれる子どもたちを引きわたす、保育の当たり前とも思える日常を繰り返せることが、どれだけ大きな保育の喜びなのか、保育を担う皆さんと一緒に振り返りながら、安全で、子どもたちにとって望ましい保育環境づくりをお手伝いいたします。
保育士等キャリアアップ研修をはじめとした地方自治体や保育系団体が主催する集合研修会への登壇ほか、園内研修・保育視察による具体的な改善相談も応じています。徹底した守秘義務にもとづいて対応いたしますので、安心してお気軽にお問い合わせください。

安全計画やマニュアルの見直し相談など各施設や法人の事情や体制に応じた実践的なリスク管理対策の支援をします。改善具合を評価する視察にも伺います。
\お気軽にご相談ください/
保育施設における事故防止はチェックリストによる安全点検だけでは決して十分とはいえません。子どもを中心として多種な専門職が交わり、何より多様な働き方を求める人と人とが協働し合う場として安全対策は各保育施設の組織マネジメントと合わせて築き上げることが大切です。
当該サービスは、客観的視点から保育の安全検証をすることはもちろん、危機管理アドバイザーがひとりの保育者として時に保育に入りながらヒヤリングを丁寧に行なうことで事故防止に向けた保育の環境づくりを支援します。
保育のリスクマネジメントの理解(事故防止におけるリスクとハザードの基礎知識)
平成27年度の「子ども・子育て支援新制度」のスタートに伴って、保育施設が遵守すべき園活動における安全についての規定(平成26年内閣府令第39号)が定められました。これまで保育の安全性といえば、事故が起きたときの『直接的な加害性や過失性』によって判断されていましたが、今後は定められた安全基準を満たしているか否かで判断されていきます。 とはいえ利用者が保育施設を安心して利用できる、子どもが安心して遊びこむ保育環境をつくる、そのための安全な保育はマニュアルをつくるだけでは実現しません。『リスクマネジメント』を ...



